May 02, 2011

避難者との雑談交流一日目

いわきの友人が避難所の皆さんを激励したいという気持ちをくんでくれて「神田香織ふるさと訪問ー避難者との雑談交流」の機会を作ってくれた。ありがたい。
あらかじめいわきの農産物を支援している「スカイストアー」にバナナ500本を手配してもらい、徐行運転でいつもより30分遅いスーパひたちでいわき駅へ。今日の分のバナナを積み、まずは内郷コミュニティセンターへ。

ここはほとんど地元の方だ。ボランティアの人が衣類をきれいにたたんでいた。体育館など4カ所に別れている避難者の皆さんと話をしたり、ロビーで簡単な講談ワークショップ。約10名が集まり、5歳ぐらいの元気くんが大きな声でてきぱきリードしてくれ、なごやかな雰囲気に。
内郷御厩小学校は南相馬からの方々が。3人家族の方は「単身だと仮設住宅に入りやすいが」と。別の避難者の方が昨年の「フラおんぱく・講談教室」生徒、あやさんから「香織さん、また教室やって〜」とのメールをみせてくれた。彼女は秋田に避難しているという、2年続いた湯本での講談教室、あの頃のなんと「平和」だったこと! 好間公民館にも南相馬からの家族が。20キロ圏内の皆さんは避難所を転々とされていてほんとに苦労されているがこの家族は近所にアパートが見つかったとホッとされた様子。
旧三小体育館は段ボールでかこってあり、きょう訪ねた中では最もプライバシーが確保されている。ボランティアのお坊さん達が出際良く炊き出し。

案内役の高木さん、いわき支援の会の同窓生淳子さんと最近再開した「だんだん」という郷土料理やで夕食。おそらくまだ汚染されてない?鰹のお刺身がおいしくて感激でした。