December 19, 2011

ラジオビタミンときめきインタビュー

15日
「ラジオビタミン」聞いてくださった方、ありがとうございます。いや、生放送はあっという間でした。村上アナウンサーは私の本まで買ってくださっていてうまく話を引き出してくれました。メッセージも30枚以上もいただきました。
講談サロン1期生の笠井さんのメッセージは番組で紹介され天草のお仲間も喜んでくれたことと思います。
笠井さんはじめ愛媛の渡邊さん、徳島の高開さん、埼玉の若林さん、メッセージを寄せてくれた皆様、聴いてくださったみなさまありがとうございました!

16日香喋庵にて「北区子ども達を放射線から守る会」の田尻香織さんインタビュー。学校帰りの小4の娘さんも一緒に来てくれた。迎えに出てみると向こうの方から歩いてくるお二人の姿、すぐに分かったのは二人ともマスクをしている。偉い!
田尻さんも娘さんも原発事故の後、北区の医師会が500万出して食物線量測定器を北区に設置するべく申し出たのに、区はまだ返事を保留中なんですって。あきれた。4月頃からはじめていたら母親達もそれを活用し、少しは安心できて23区をリードする北区になっていたのに!また、母親たちの陳情を鼻でせせらわらう区議会議員が大勢いることも知った。
 事故後厚労省が母親向けに出したパンフレット。「食べ物は安全です。母乳も安全です」と根拠も数値もしめさず、お題目のように「なんでも安全」を繰り返すパンフ。これをみて不安になった母親達がツイッターなどでつながり、各地に会ができ、猛烈に勉強し、自分たちで子ども達を守り始めていて、この動きは全国各地に広がっている。
取材が終わったあと、郡山の「集団疎開裁判」が「却下」され、柳原弁護士の無念の記者会見を見た。「郡山市に居住する他の児童がいる限り、教育活動を継続しなければならず、教育活動を差し止めるのは困難である」との理由。おかしい。だって申立人14人の疎開を要求した裁判なのだから。答えになっていない。どうした裁判所!
時間をおなじくして野田総理は「冷温停止状態」を発表。あれっ?冷やすべく核燃料がどこにあるかも分からないのに??
裁判所も政府も、国民から乖離して音をたてて崩れて行く。希望と絶望の一日。

17日「第23回多田謡子反権力人権賞授賞講演会」に参加。永年反原発でがんばってきた石丸小四郎さん、佐藤和良さんたちが受賞したのだ。ハイロアクションの女性達も参加、武藤類子さんの静かな語り。大賀あや子さんの涙の訴え。いつ聞いても胸がいっぱいになる。28日には今年最後の東電前抗議と経産省前行動があるそうだ。ぜひ参加したい!