November 24, 2011

ここ10日間の報告です

前回から10日も空いてしまったけど、いろいろありました。
 まずは14日練馬消防署の「防火のつどい」で稲に火をつけて人々を救った「稲むらの火」を一席。サインには「今だ、命の火を灯せ」(笑)

 15日は香喋庵にて取材が2件、一件はアメリカのジャーナリスト、スティーブ某さん。ゆっくりした発音の英語で分かりやすかったです。福島の汚染の強い地域でこどもを育てているのは一言「クレージー」。原発やめないのも輸出しているのも「クレージー」まったくもって気があいましたその通り。
 16日は午前中ラジオ福島の電話インタビュー、夕方からは国立演芸場で講談祭り。田辺一鶴さん3周忌ということで鶴瑛さんが「東京オリンピック」を。これがまるで女一鶴で面白い。女性だけの出演で充分やっていけるとのだれかの挨拶に楽屋の貞心先生が「おいおいそれはないぜ」(笑)
 19日はめずらしく暴風雨。三越劇場で新内を聞き、夕方からは27の最後の打ち合わせ。なんとゲスト出演してくれる阿部光裕さんが仕事の帰りに立ち寄ってくれた。自宅から200メートルしか離れていない大波地区で汚染米が出て、行政のやり方に失望しつつ自分たちが引っ張って行くしかないと腹をくくっている。迫力と気迫がみなぎっている。飲み会では最初から日本酒で飲むほどに愉快で豪快な方、囲碁の武宮陽光さんも顔をだしてくれて楽しい一時でした。本番が楽しみです。
 21日、中野サンプラザでの「いわき復興祭」にハワイアンズの方から招待してもらい夕方到着。蟹汁とメヒカリ唐揚げの無料サービス。早速頂いて身体をあたためいざ、客席へ。湯本のおかみさん達のじゃんがら念仏踊りの後ドキュメント映画「がんばっぺフラガール」そしてダンシングチームの見事なフラダンス。10時近く迄の熱演に客席は興奮のるつぼ。いわきの復興はハワイアンズからだ。友人知人さそってぜひ宿泊しましょう〜。
 23日は「脱原発をめざす女たちの会」呼びかけ人に寄るキックオフ集会。壇上に次々とあがってひとり3分。たった3分だが、皆さんほとり一人の立場、脱原発への思いなど、とっても力強く、説得力があった。私はきっちり時間を計って「チェルノブイリの祈り」のワンシーンを音入りで語った。もちろん「このつづきは27日に新宿で」と最後に一言。椅子に座ったとき、となりの小山内美恵子さんが「よかったよ」と言ってくれてほっ。後の田中優子さんも「チェルノブイリの祈り」について「言って良いかな。この後うまれた赤ちゃんがたくさんの障害をもってうまれ、すぐ亡くなるのです」と続けてくださった。この田中さんの着物の着こなしのいいこと!上原公子さんも着物姿で私たちのグループはなんと3人も和服。そのせい?東京新聞の朝刊には私たちのグループの写真が載ったのでした。でも、照明が当たってない上に下から撮っていて、みなこわ〜い顔にみえたのは、ちょっとね。東京新聞記事はいいけど写真がね(笑)
だるま森さんえりこさんララリーヌさんも駆けつけてくれました。