September 12, 2010

村木さん、お疲れさま!

 久々の朗報は村木元局長に無罪判決。村木さん本当に災難でしたね。自分たちのストーリーを勝手にでっち上げて。それに従うまで執拗に取り調べるやり方はまるで「特高警察」だ。
小堀枚方元副市長の話を思い出す。やはり大阪地検特捜部。
 
清掃工場を巡る談合事件で逮捕され2年間拘置所に収監。その後無罪判決を勝ち取った人だ。取り調べの過酷な様子を話してくれた。近所から苦情がでるくらいの大声で怒鳴る検事。
「くずやろう、ごみやろう、ばかやろう、車を買った金は?かみさんは宝石がすきだろう?金をどこへ捨てた?」
「ベルトコンベアーにのせられているのだ。穴に落ちれば一生出られない。ロープにつかまれ」
(同じようなことを林眞須美さんも云われている)
「逮捕した以上止められない、なんとしても自白をさせる」
椅子をけって怒鳴った後、部屋の隅で小さな声で「私は市長だ、もう、本当のことを云ってもいいぞ」と市長のふりをする。
家族、身内を調べる、介護施設の母親も調べ、「枚方に住めないようにしてやる」姉は精神病になった。
腎臓が疾患がある小堀さん、水を要求してももらえない、トイレで飲んで忍んだ。前立腺の病気なのに薬をのませてもらえない。4日目尿が出なくなってカテーテルを入れる。これで出血し、介護用のおむつをつける。一ヶ月近くおむつ一枚ですごした。汚れた部分にはティッシュをあてて…。
まるで拷問。

こんどの村木さん無罪判決は、こうした特捜検察のやり方を国民の前にさらすことになってまず一歩前進。
2歩目は、鈴木宗男さん、佐藤栄佐久さんはじめえん罪の皆さん方に無罪を言い渡して社会復帰を実現させること。
3歩目はでっち上げの取調官に刑事罰。4歩目は取り調べの全面可視化を実現させること。講釈師だってこれぐらい考えているのだぞ。