August 01, 2010

猛暑に思う

猛暑が続く。こんな暑い中、大阪市西区のマンションで餓死させられた2人の幼児。この子たちに写真はあまりにかわいくて、なんとも言葉がないです。育児のブログまで書いていた若い母親が育児放棄にいたる心境、どんなに辛かった事か。
里親制度とか施設にあずけるとか、いろいろ方法はあってもそれを知る手段がない。もう、こうなったら義務教育で教える他はないと思うが。
その義務教育、敗戦後、GHQが解散するまでの7年間、国語教科書は「文学」と「言語」の二つに分かれていた。その後「言語」のテキストは消えた。「言語」、いまでいう「メディア・リテラシー教育」テレビや新聞に接する時、単純に真に受けないようにしよう、誰が、誰によって、何を、どうして言わされているのかを考えるようにしようということ。こういう教育をうけていれば、小沢一郎氏を目の敵にする報道の真意とか、官房機密費を明らかにしようとする上杉さんを無視するメディアの立場とか、相撲の野球とばくに大騒ぎする訳とか、自分で判断できる大人になっていたと思うが、もう遅いのでしょうか?