July 12, 2010

選挙結果に思う事

鳩山さんから菅さんに変わった後の処理がひどすぎた。
何といっても予算委員会も開かないで通常国会を閉めた。期待されていた大事な法案、派遣法などを通過させる事もなく。辺野古問題はほとんど無視。あげくに唐突の消費税10パーセント発言。もっとも残念だったのは「選挙の神様」小沢さんを切ろうとしたことだ。民主党を政権政党に押し上げた功労者、小沢さんを守ろうとしなかった。
芸界では「恩知らず」「不人情」といい相手にされない。
マスコミは検察側と一緒になって小沢さんを攻撃したが、その挑発にのらない国民が沢山いたことに気がつかなかったのか。結局、国民をなめてかかっていたのでしょうね〜。
選択肢のない選挙は有権者を惑わす。だから元気のいい、出処のあやしい党が躍進してしまった。菅さんは傲慢だから過半数は与えたくないと言っていた友人がいるが、その傲慢さ故に今度の結果、安堵しているは友人だけではないかもしれない。
それにしても、偶然目がさめてその瞬間を見る事ができた、W杯のスペインの一点、このゴールの為にどれだけの汗が流されてきた事か!
当選した政治家のみなさん、みえないところで汗をながすことをお忘れなく。


各地の親子劇場の企画会議

6日から10日
昨年から各地の親子劇場の企画会議で出張。まずは東海地方。演劇、音楽、人形劇などの創造団体の一つとして落語、講談などは「芸能」一つの騒動団体の説明時間は5分から7分。朝9時半から13時半まで、ときどき休憩をはさんでの会議。他の団体の実演など楽しみながらあっという間の持ち時間。劇場のみなさんとの話し合う時間もたっぷりあった。7日からは大阪3泊、大坂は7月17日から19日まで「はだしのゲン」と「フラガール物語」で呼んでもらっている。8日は昼間の空き時間に「天満天神繁昌亭」で落語を聞く。4年前の開場から毎日ほぼ大入り。客席も出演者も熱気があって、さすが上方!ただ、制限時間5分で質疑応答の時間はなし、なにか物足りない気分だった。
10日は福山へ移動。こちらは2回話せた。会場の受付に8月6日の福山市内での「はだしのゲン」公演のチラシが。また、休憩中に中学時代、私の「はだしのゲン」を聴いたという石川町出身の江尻さんが挨拶に来てくれた。今26歳、いわきに出戻って頑張っていた頃をなつかしく思い出す。帰りの新幹線の中で「1Q84」の3巻目を読み終えた。続編を想像しながら深夜、帰宅。4泊5日の一人旅はこうして無事終了。
この会議に参加すると、他の創造団体や子どもたちにいい作品を見せたいというお母さんたちの熱意が、ぼ〜としがちな私にはいい刺激になるのです。

春日大野城こども劇場で「はだしのゲン」

しばらく留守していたので、まとめてブログ
7月4日
春日大野城こども劇場で「はだしのゲン」。とってもいい会場で照明音響もばっちり。見送りのとき、握手を求める中学生たちはほんとに感動してくれて、彼女たちの心臓の鼓動が聞こえてくるようだった。当日朝早く起きて福岡に移動、寝不足で体調は良くなかったが、本番中、力がどんどん湧いて来て、終了後は元気いっぱい。お客さんも出演者も身体の芯からジワーと力が湧いてくる、これが中沢さんのいう「自分たちの体験を踏み台にして幸せを感じてもらいたい」なのだ。
事前交流会で教えた講談式自己紹介で挨拶してくれた会員さん、こういうのもとても嬉しい。劇場のみなさん、取り組みありがとうございました。