December 04, 2010

2010やより賞贈呈式

早稲田奉仕園AVACO内チャペルで「やより賞贈呈式」が行われました。


やより賞のTahiraFirdousさん、やよりジャーナリスト賞の北村年子さんとやよりジャーナリスト特別賞をいただいた私。それぞれ贈呈式の後、スピーチ。若干27才のTahiraさんのスピーチは、カシミールにおけるインド軍の拷問や強姦、の実態を告発。まったく知らないところで大変な人権侵害が永年にわたって続いているのだと驚く。北村さんは子どものいじめ、自死、野宿者襲撃をなくすため、各地の学校や自治体と連携し人権尊重プログラム、授業の実践などに取り組んでいる。
こういうジャーナリストとしていい仕事をしているお二人。そして私は芸人。なんとなくこそばゆい気がしないでもないが、「古典の忠臣蔵もその当時は社会派の新作、仲間を増やし、今の社会的問題をどんどん取り上げ、講談本来のジャーナリズムとしての役割を果たし、「大衆普及」をめざしがんばります」と挨拶をした私でした。やより賞という庶民の、しかも世界中の弱者の側にたった賞をいただくのは「強きをくじき弱きを助ける」講談という話芸にぴったりな気もしています。神田香織、これをはげみに今後も一歩一歩踏み出します。応援してくださるみなさん、これからも頼みます!