December 14, 2010

高知はよかぜよ

昨日はいわきから戻ってすぐ、高知へ。空港では中野勇人さんがお迎え。

東京も雨だったが高知もあいにくの氷雨。約100人が集会に来てくれた。さすがに高知、打ち上げでは刺身がおいしくめずらしいクジラも登場。「はちきん」や「いごっそう」たちと盛り上がりあっという間の閉店時間。

きょうは朝からあたたかく良い天気。山崎さんと中野さんの案内で「龍馬の町記念館」へ。ただの記念館ではなくサークルなどの集会に利用できる部屋やホールがあり、「謡」をやっている高齢者グループの声が静かに聞こえて来た。生活に文化がとけ込んでいてうらやましい。


高知駅前の「土佐・龍馬であい博」ではエプロン風の龍馬の衣装をつけて記念写真。中野さん、山崎さんもすごく決まっていたけど約束で写真はのせられません(笑)

午後はもろさわようこさんの発案で10年前にできた「歴史を拓くよみがえりの家」へ。竹村美也子さんから約1時間お話をきく。
「歴史を拓く家」の意義が分かった。維持費が大変では?などとは次元が違う。もろもろの差別に苦しむ女たちが、長野、沖縄、高知の「家」で、自分の苦しみの歴史的な背景をしり、自分をみつめ、仲間たちと連帯し、本来の自分を取り戻して甦る、その象徴が「家」なのだと納得。来年の30周年にはぜひ参加してみたい。

最後に案内してもらった赤岡町の「絵金蔵」は瞬時にその時代にワープしたような衝撃を受けた。絵師金蔵、略して絵金。こんな人物がいたのだ!
「オルグで四国中走っても見とれるぐらい景色がいい」と中野さん。絵画のような田園風景に中、空港に向かった。高知はまたぜひ訊ねたい土地だ。山崎さん、中野さん、そして氷雨の中来てれたみなさん、ありがとうございました。