November 08, 2010

沖縄初日

1時半に沖縄着、レンタカーを借りて、最近知り合ったみなもとさんの案内で辺野古へ向かう。
テント村の村長、安次富浩さんと話しているうちに通称、満ちゃんの舟が戻って来て、運良く、その舟で滑走路建設予定の海上を案内してもらうことになった。透明で数メートルしたのジュゴンのごちそうの草がそよいでいるのが見える。海が大好きな満ちゃんは、この世の幸福を独り占めしているかのような表情で辺野古の海、向こうに見えるキャンプシュワブの説明をしてくれる。三木清の幸福論「小鳥がさえずるごとく」だ。
もし基地がやってきたらじゅごんはじめ珊瑚礁、珍しい魚の数々が生息でいなくなる。現地にきて、心から辺野古移設に反対したくなった。
安次富さんの話を聞きながら砂浜を歩くと、小さなヤドカリがよちよち歩いてかわいい足跡を残してゆく。天然記念物のやどかりだそうだ。踏まないように気をつけて車に戻る。途中甲高いキーという鳴き声、蝉の声だそうだ。やはり沖縄。新鮮な出会いが私をむかえてくれた。