November 20, 2010

岩上安身トークカフェ郡山

岩上安身トークカフェ郡山に参加。丁度入り口で佐藤栄佐久さんと合流、なんと会員は福島だけでなく、札幌から宮城から栃木から、そして東京からと各地から集結している。全国各地、多からず少なからずの人数にしぼって、懇談会でもひとりひとりの質問に答えるという丁寧さ。栄佐久さんもチェルノブイリ事故20年の時の欧州評議会地方自治体会議の声明文迄持参して、自治体の役割について発言する熱心さ。(この後、数ヶ月後に検察の国策捜査の犠牲になってしまったが)
岩上さん、冒頭はいままでの、いや、今現在の国内800の記者クラブのみ「情報の統制」をしている時代から、インターネットやツイッターで「談合のない情報」に瞬時にしてふれることができる時代への「情報の変化」の話。戦後、官僚のエリートがアメリカ留学してアメリカ利権の為に、アメリカ治安機関と一体になる政治をする。国民がいつまでも貧乏なのは稼ぎのほとんどがアメリカに流れて行く仕組み。彼らの永年の「努力」の結果だ。
 本気で独立国を作ろうとする政治家はつぶされる仕組み、今現在も。いやになる。では、これからどうするか、絶望しないで繋がって行くことが可能な気がしてくる岩上さんの話術というか人柄だ。
「検察に抗議する」パレードがツイッターで繋がって実現している。明日も多くの人が渋谷に結集するようだ。この国の大手メディアは記事にしないでも、情報はあっと言う間に伝わる。その気になれば自分から発信できる。「情報を収集し、選択し、行動を起こそう」という気持ちを40人の人たちと確認した一日だった。