April 29, 2010

杉田劇場で「愛の母子像」

 連休の初日、強風の中、新杉田・杉田劇場で「愛の母子像」公演。まさに基地問題でゆれにゆれている鳩山政権、でも、本当は国民ひとりひとりの問題なんだということをこの作品は訴えている。南千住から来てくれた方の感想をご紹介。こういう声が私にとってもパワーになるのです。…それにしても、検察審査会ってなんなの?。小沢さん、起訴相当が市民感情だなんて話にならないよ。一市民として、検察こそ感情的すぎるのではないかと思うけど。

この言いようのない
哀しみと怒りを

私はある程度予想をしていたが

神田香織さんの迫真の語りに
私の心は金縛り状態になり
いきなり支えきれない岩石を投げ付けられたように
へなへなと地面に座り込んでしまった

そう言う状態でした

基地なんていらない!
戦後五十年も経っているのに
沖縄の普天間の人々の苦しみは頂点に達しているというのに

何処に怒りをぶつけたら良いのか…

和江さんの死からすでに28年と言う月日が過ぎてしまった…

私もそうであったが どれほどの人がこの凄まじい事故の事を覚えているであろうか…?

オバマ大統領の「チェンジ!核なき世界を」という言葉を信じたい

日本は断じて憲法九条を守り抜かねばなりません!
和江さんの無念の死が一日も早く報われる日が訪れますよう
しっかりと心に留め 語り継いで行こうと決意して帰路に着きました


また企画してください
今度は友人を連れて行きます

有難うございました
心から 心から

April 28, 2010

宮台真司の「14歳からの社会学」

宮台真司の「14歳からの社会学」は不安を抱える孤独な大人にこそ読んでもらいたい本。そう、私ももちろんその一人。いい本に出会った。すっかり「感染」してしまった。最近では「しあわせる力」(玄侑宗久)もいい。暗記する習慣をなくしてしまった今日だが、暗記したことを再生するのは脳を特別な状態にしてくれるそうだ。再生中はものを考えない。何も考えない状態を命は一番よろこぶという。それでか!サロンのメンバーが修羅場調子を暗記し溌剌としてきたのは。おそるべし、講談力。「不幸な国の幸福論」(加賀乙彦)も繰り返し読みたい本だ。挫折と逆境こそが「幸福」の要件であるという帯のチャッチコピーはありきたりでもこの人の場合は説得力がある。彼の「悪魔のささやき」も何遍よみかえしたことか。「夜と霧」のヴィクトールフランクルを引用し、強制収容所で生きる希望もなく自殺願望の仲間に繰り返した言葉。「人生はあなたに何かを期待している。生きていれば未来にあなたをまっている何かが必ずある」なにかを期待するのではなく、自分が生み出す。
3冊の本に共通の、発想の転換、自分と社会、世界とのつきあい方。まず、自分をつかむ。こういう力強いメッセージが、本当に求められている時代なのだな〜。


April 27, 2010

連休直前の一門会

昨日は暖かくて、亀のみどりがやっと春だ〜と冬眠からさめてはしゃぎ回っていたのに、きょうはまたまた肌寒い雨天。一門会、外かんだの織舞さんの「伊達家の鬼夫婦」お芝居やっているだけあってよく仕上がっていた。おきゃくさんも10人以上呼んでくれた感謝。最近またマルセさんの本を読み返している。なんども読んでいるのに読む度にハッとする。「きどりは文化である。われわれの間に交わされる会話にも気のきいた言葉があるはずである。その事に敏感であるべきではないか」私はどうか、最近、鈍感になっていないか


April 20, 2010

講談協会の総会

講談協会の総会。一龍斎貞水先生がふたたび会長に。なんと田辺派の二つ目さんたちが、師匠の死去にともないばらばらに。ふたりが宝井琴梅門下。ふたりが昨年真打ちになったばかりの田辺一ゆうさんの元へ。ひとりが桃川鶴女門下へ。協会の構成が大分変わって来た。そして昨年入った4人の前座のうち、残っているのは織奈だけという報告も。うれしいのは副会長というのが新たにできて、翆月お姉さんが任命されたことと織音が来春真打ち昇進が決まったこと。秋には梅星さんが真打ちに。女性がふえて活躍しているし、とてもいいことだわ。

April 19, 2010

京都郵政労働者の会で

昨日はあたたかないい天気でした。すこしぼ〜っとしていたのか、お財布に現金がなく、スイカでお弁当を買って新幹線へ。京都についてタクシーに乗ってからはっと気がつく。立木さんに連絡、会場前で払ってもらい無賃乗車にならずにすんだ。目の前を着物姿の女性たちが。京都はさすが、いいな〜と思ったら、会場の目の前で呉服展が開催されていて、着物美人たちが次々と入っていくのであった。「憲法を活かす京都郵政労働者の会」のみなさん、結成4年目にしてはじめての大きな集会、普天間基地移転問題で、徳之島では集会があった。タイムリーな講談会、でも、お天気がよすぎると人が外へ行きたがるもの、きっと少ないだろうと思ったら会場いっぱい、200人以上がきてくれました。4時半からみなさんと打ち上げ、楽しくてあっと言う間の春の一日でした。