January 28, 2010

ガマの油・炸裂

3回目の神田香織一門会。ゲストの田辺駿之介さんはたっぷり師匠一鶴先生の思い出を語ってくれた。続く織音も私も一鶴先生とも思い出を語り、しみじみとした会となった。


そのなかで異才を発揮したのが織鏡さんの「ガマの油・炸裂」天文学的な数字を全部覚え、切るばかりではなく繋がる話と、先祖をさかのぼり、会場にいるお客さんたちを「人類の最先端にいるみなさん」と位置づけるそのユニークさ。どっどと押し寄せる笑いの波、そりゃそうです。こんな講談は講談史上初めてなのだから。おそるべき素人パワー!



January 23, 2010

第10回JAZZDAYに

日比谷公会堂でのJAZZDAYに。会場に入ったとたん、大好きなビリーホリディの「ラバーマン」が聞こえて来た。ニューヨーク在住の霧生ナブ子、低音でいい雰囲気、たまたま座った椅子のバネが跳ね上がっていていたかったけど、じっと聞き入る。休憩後、前から6列目に移動。マーサ三宅はボディ&ソウルを歌ってくれた。これで私の好きな歌が2曲も聴けた。終盤のジャパンジャズオールスターズの3本のサックスによるスターダストは最高。それにしても、70、80のベテランのみなさんの細やかなで優雅な演奏、年輪を重ねて初めて可能になるのだと思うと表現者にとって加齢は、おそれるに足らず、ということを肝に銘じた一日でした。
閑話休題。始めからつきあうと7時間に及ぶライブということもあるのでしょうが、「キレやすい高齢者」が2人もいた。後ろのおじさん、荷物を置いても椅子が跳ね上がるといって、「こいつめ、こいつめ」と椅子を叩いていた…かと思えば、前列では後ろのお客のマナーが悪いと怒鳴って「警察を呼ぶ」と大声でいきまくおじさん。JAZZを聞くときぐらいは、人にも椅子にも優しくしてほしい。


January 19, 2010

石川町と湯本で講談教室

17日は石川講談塾。明日からいわき市湯本で始まるフラオンパク「お江戸の粋な言葉遊び」の前に石川へ寄っておさらいをする。参加者は6人だったが、昨年の敬老会で「義士伝」を暗記して高座にかけたという方が。そうとう稽古したとみえて、声も大きく力強く、つぼを押さえている。義士伝を暗記してかけられたら前座昇進というのがわが講談教室に決まりということで、石川町に外かんだの前座が誕生した日となりました。

翌日は湯本のわ可ばさんへ。途中遠野町の着物の館へたちより、目の保養。
昨年と同じメンバーが勢揃い。女性パワーはすごい。講談も都々逸も、木遣り崩しもほとんど覚えていて元気よく大きな声であっと言う間の2時間でした。

小名浜の「市場食堂」は有名だけど、実はこのお店の方が仲買人たちがよく行くそうで、煮魚定食550円。マコガレイ、美味しかったです。


January 13, 2010

風間杜夫落語2席

13日サロンのみなさんと「風間杜夫落語」を聞く。着物姿もよし、着物そのものもよし。噺もよし。昔の芝居時代を懐かしく思い出したマクラのネタもよし。十分に楽しめました。ただ、いかんせん、前座がいなくて、黄緑のジャンパーを着た会場のスタッフさんが手伝ったり、梅吉さんが踊り終わった後、自分で座布団を高座に戻す様は見たくなかったです。かわいそう…。
「寝床」の旦那としては、自腹をきって前座さんを頼んでもらいたかった…。

January 11, 2010

次女の成人式

次女の成人式。振り袖姿でしゃなりしゃなり歩く姿はなかなか。これからももちろん大変だけど20歳まで無事育ってくれてまずは一安心、そしてこれで母親としての務めは一段落、ホッ。