September 29, 2009

講談聴いて失神しないで〜

 浜北労協は32年に渡って「米軍機墜落事故抗議集会」を継続している。地元とはいえこれはえたいしたもの。緑公会堂で事故のことを熟知している400人以上もの組合員や一般の人に「哀しみの母子像」を聞いてもらう。

 終盤、集中している客席の一部がざわついた。終わりの盛り上がりのシーンだというのにどうしたのだろうと思ったら、なんと、前方で聞いていた方が失神してしまい、その方を回りの人たちが運び出したのだった。ああ〜。
そういえば以前にも、「新釈四谷怪談」を聞いて心臓発作を起した人がいたけど…、あの方、大丈夫だったかしら。お願いだから私の講談を聞いて命を落とさないで下さい。
 小中学校の先生方が「はだしのゲン」や「チェルノブイリの祈り」のDVDを教材にと求めてくれる。嬉しい事だ。感情をフックにして基地問題を皮膚感覚でとらえる「かなしみの母子像」、この作品のDVDもまもなく出来る。基地問題の新しい切り口のテキストとして大いに活用してもらいたいです。
 閑話休題、
 自民党の総裁に谷垣さんが選出された。あれだけ惨敗したのに何の反省もなく何の変化も求めない自民党、これじゃ来夏の参院選も厳しいよ。もっと想像力と危機感をもたなければ。思い切って河野さんに任せても良かったのでは。