June 06, 2008

「フツーの仕事がしたい」

「フツーの仕事がしたい」セメント輸送の運転手が長時間、低賃金労働を強いられてひとりで組合に入り闘うドキュメントを観た。
500時間のも残業、深夜の仕事、睡眠時間も取れず、車の中で仮眠、お風呂にも入れず、食事もままならない。こんな生活は現実にあるなんて!!まさしく現代版「蟹工船」。
とても身体が持つわけがない。それが普通だとおもっていた皆倉さん37歳は、ほどなく小腸に穴があき、クローン病まで併発して半年間仕事をやすまざるを得なかった。挨拶で今の自分があるのは組合のおかげ、苦しんでいる仲間にもぜひ組合に入ってフツーの仕事をしてもらいたいと思いやりをしめす。
この映画には会社側の登場人物のキャラがたっていて、それが笑いを呼ぶのがなんとも面白いです。そして、なによりもユニオンの人達の知恵と団結力が力を発揮するのが頼もしく、元気が出てくる映画でした。