May 14, 2008

人災と天災は引かれ合う?

 久しぶりの沢田先生レッスン。先生、お元気そうで何よりでした。
寒く曇天の一日、きのうもおとといもそうだった。まるで天変地異の前触れのよう…。
ミャンマーのサイクロンといい四川省の大地震といい、なぜ騒動がおこっている国に?と疑問に思っていたが、防災関係の友人からのメールでびっくりした。
(以下引用)
「戦争や内地紛争を繰り返している国は大災害に見舞われる」は、
世界の災害史です。5月2日〜3日、サイクロン直撃のミャンマーも然り。
2005年8月、米・ニューオーリンズを襲ったハリケーン「カトリーナ」では、
イラク戦争中のブッシュ政権やFEMAに非難が集中しました。
同年10月、パキスタンのM=7.6の大地震も紛争地域を直撃、
政府の災害対策が大幅に遅れました。
日本も1940年9月17日の「枕崎台風」が典型例でした。
敗戦後約1か月、原爆の広島市を中心に大きな災害となりました。
柳田邦男氏の「空白の天気図」に詳細が書かれています。
戦時下では、まず災害情報が伝わらない、災害対策が遅れる、
弱者の切り捨て、民主化運動へ懸念、などなど。
江戸末期(安政2年)の江戸直下型地震(1万人死亡?)は、
「政治も経済もダメ」の混乱期に起きました。
日本も油断は禁物です。)

なんということでしょう。人災の戦争、紛争と天災は引かれ合うのでしょうか?
150年前の飛越地震も動乱の安政年間、政治も経済も地に落ちた日本、あやうし。
被災地の方々の一刻もはやい救助を願わずにはいられません!!