January 11, 2008

土支田勇さん、安らかに

 1977年9月27日、横浜緑区に米軍ジェット機が墜落し、若い母親、和枝さんが全身に火傷を負い3歳と1歳の男の子が亡くなった。その4年後母親も亡くなった。

 父親の土支田勇さん、「もう一度子どもを抱きしめたかった」と言い残してなくなった和枝さん親子をモチーフにしたブロンズ像を港の見える丘公演に建て、「治ったら福祉の仕事に就きたい」といっていた和枝さんの遺志を継いで「福祉施設」を建設、そして3年前には念願だった手記「あふれる愛を継いで」を出版。その土支田勇さんが3日に亡くなった。享年82歳。合掌。

 2年前にお会いしたときも、和枝さんの苦しみに思いをはせていらっしゃった。
きっと今年は講談を作り、語り継いで行きますときょうの葬儀に参列し、土支田さんに誓う。
今の基地問題は30年前のこの事故の延長にある。

 26日には、やはり和枝さんの苦しみを語り継いでいる佐高信さんが中心となっての「奪われた命と奪われる命」講演会がある。ぜひ、行きたい!