July 27, 2008

ホームヘルパーさんたちの組合で

ホームヘルパーさんたちの組合「横浜市ホームヘルプ協会労働組合」に呼んでもらい、お話と「ぽっぽや義士伝」をきいてもらう。
私と同世代の女性ばかりで、始めから、お友達とおしゃべりしているような、打ち解けた雰囲気。
それにしても介護労働は大変な激務、離職率30%を越え、「事故寸前」の経験者が2人にひとりと最近新聞で読んだばかり。心優しく、人の世話をするのがすきで、やりがいがあると思ってこの職に就く人々が満足な賃金ももらえず、パワハラ、セクハラにあいながらもがんばっている、ひとりだったらとても耐えられないことでも、仲間がいればがんばって行ける、組合のみなさん、これから続く人々のためにも、がんばってください!

July 26, 2008

「被害者と加害者の出会いを考える集い」

Oceanの「被害者と加害者の出会いを考える集い」に参加。
14年前の6月、松本サリン事件で自らも被害者でありながら一年近くも犯人扱いされた河野義行さんのお話は、自分がその立場だったらどうなっていたかと思うと、実にリアルでぞっとする。
 サリンの後遺症で記憶もおぼろげ、吐き気、39度近い熱、しかも奥さんが生死の境をさまよっているという混乱のなか、警察は早々に犯人扱いのシナリオを進めている。加害者の家族も被害者の家族も同じ報道被害、人権侵害にあう。河野さんの友人でさえ「町内を出て行け」と。親戚は「離婚して欲しい」と。
 その河野さんはオウムをうらんでないというとマスコミは驚くそうだ。そのことに河野さんはあきれる。自分たちは私を犯人扱いしたではないか?その反省は?
 人生は有限。加害者を恨む人生が自分にとって楽しいわけがない。といいきる河野さんの生き方考え方は、裁判員制度がはじまってしまうこの国においてとても貴重なメッセージになる、私自身もおおいに学びたい。

July 25, 2008

笠岡市民会館で

さすが瀬戸内、すごい暑さ!
笠岡市民会館「平和と人権を考える集会」でゲン公演。教職員の研修会も兼ねてということで先生方も沢山お運び下さいました。
まず広島原爆投下のとき17歳の特攻隊員だった土屋さん、すぐに広島に入って救助活動をしたその経験をお話ししてくれた。ご自身もそのときの影響で腸が弱く、たびたび手術。にも関わらず60年にわたって乾布摩擦をして身体を鍛え、あの惨劇を伝えていく為にがんばっていらっしゃる。80歳。頭が下がる。
続いて真鍋中学校の全校生徒6名が平和学習で5月の長崎にいった経験を力強く発表。「私たちは戦争を知らない。だが戦争は嫌だ」と。
高座にあがる前に激励してもらった気分になりました。

July 23, 2008

舞台「フラガール」鑑賞

舞台「フラガール」鑑賞。初舞台の俳優が多く、演技はともかく。タヒチアンダンス、フラダンスはプロも華をそえ、主役の福田紗紀さんもとても上手でかわいかった、ショーなのだと思うととても楽しめました。

July 18, 2008

新橋演舞場で「おしん」

茨城県のお客さんに招待してもらい新橋演舞場で「おしん」を鑑賞。
おしんが高視聴率をとっていたころ、私は講談を始めた、当時を思い出しながら拝見。
子役の子のすばらしい演技で感心。7歳で奉公に出たおしん、ひたすらいじめに耐える姿は心を打つ。おしんが奉公先から逃げ出して日露戦争の脱走兵に助けられ雪が消えるまでの半年、文字を反戦思想を教わるシーンはよかったです。
ただ涙を誘うシーンになると必ず同じBGMが…。これが聞こえるとさあ、泣いてくださいと言う感じで私としてはちょっと苦笑いかな?