January 31, 2007

またなの?東電

はや、2月、まだ年賀状の整理もできてないのに…。久しぶりにジャズのレッスンで沢田先生宅へ。おっ、ちょっとやせた?といってくださった。ロディオボーイに一日2回、水泳も始めたし、ちょっと嬉しい。
新聞読んでぎょっとした。2002年福島原発で1000カ所近いトラブル隠しが発覚し、操業停止になったのに、またまた今度も「原発データ199回改ざん」の記事。柏崎の刈羽原原発では緊急炉心冷却装置のポンプ故障隠しが発覚、これってどれぐらい恐ろしいことなのか、事故がおきてしまった場合を想像して欲しい。大臣の失言なんか足下にも及ばない、質の違う、取り返しのつかない地獄を生み出すのだから。だからこそ私は「チェルノブイリの祈り」をこころを込めて語らなければ…。

January 30, 2007

「王の男」

「王の男」を見た後、数時間後にラストシーンがよみがえって涙がとまらなくなった。
「芸人に生まれたから死ぬことになるのに、それでも芸人に生まれたなんて、なんて馬鹿な男なの」
笑わせながら、ただならない展開を予想させる。音楽もいい、くぐいぐい引き込まれ、ラストのこのセリフ。「風の丘を越えて」と並ぶ秀作だと感じた。イ・ジュンギの美しさはちょっと忘れられそうにない。カム・ウソン、王のチョン・ジニョンも適役。いい俳優といい物語り、また見たくなってきた。


January 29, 2007

スカイプはすごい

きょうから名古屋の劇団「うりんこ」で「講談ワークショップ」3日間の予定だったが、急遽日中の稽古が入ったという事で、仕切り直しとなった。で、3月15日の会で発表する「モクベイ伝説」の台本作りに励む。事務所から届いたスカイプのカメラを設置する。顔をみながら打ち合わせが出来るってすごいけど、スッピンってわけにいかないのがちょっと(笑)。受話器などもたず、パソコンにむかって話すだけでいいし、照明、音響の担当と3人で会議も出来るし、音楽も聴く事が出来る。つまり家にいて読み合わせ稽古ができるのです、それでお金がかからない。なんて便利!スカイプはすごい。貧乏な事務所の大きな味方です。

January 28, 2007

産む機械?

柳沢伯夫厚生労働相は27日、松江市で開かれた自民県議の決起集会で、「産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」と女性を機械に例えて少子化問題を解説したそうだ。あ〜あ、絶対に言っちゃいけないことを…。女性が子どもをうむことを躊躇する世の中をつくっておいてからに…。御とし71歳。「三つ子の魂百までも」と、こどもの頃の教育がいかに影響が大きいかということでしょうか。うめない女性はぽんこつ機械、うまない場合はひねくれ機械、50過ぎはお払い箱ってことなんだろうね…。そういえば石原都知事も「年をとった女性は社会の害毒」と。彼らはお勉強ができたんでしょうね、戦前の「女性蔑視」の教えをきっちり今でも守っているのだから。「教育基本法」はやはり変えてはいけなかったのでは?

January 25, 2007

伯龍先生を偲ぶ会

六代目神田伯龍先生を偲ぶ会に出る。貞水先生や一鶴先生も参加。記憶力が抜群で本を読んでそのまま語る事ができたと養子の貞山先生が語る。いつもにこにこ、かつ堂々としていらして協会に所属しないで活躍出来る世話物の名人だった。その分、先生の講談をあまり聞く事が出来なかったのが悔やまれる。若い女性の手相をみるのが得意で、見てもらった、もらわなかったとわいわい盛り上がる。そのままカラオケへ流れ、とてもたのしい偲ぶ会になったのも先生の人徳ということだろう。私が苦境に立っていたころ、優しく励ましてくれた笑顔を思い出す。享年80歳。ご冥福をお祈りします。