April 29, 2006

歌芝居一休

サザンシアターで「歌芝居一休」を見る。前の「ぶんざ」は華やかで、今回は派手さこそないが自由奔放に我が道を行く一休さんの生き方が今の世相にぐっと迫ってくる。名言がとっても効果的で小椋佳はさすがに時代の空気を読んでる。「人はただ、食って、くそして、寝て、起きて、死ぬ」を若手演歌歌手に言わせるのがちぐはぐで可笑しかった。「門松は冥土の旅の一里塚〜」ぐらいしか知らなかったが「初めなく、終わりもな無きに我が心 生まれて死するも、空の空なり」「快楽は逃げるな、拒むな、こだわるな」など彼ならではのハッとする言葉が次々に紹介され、思わずメモしたくなった。