March 19, 2006

「葛飾生協まつり」

朝の雨があがり、風が強くなってきた。テクノプラザ葛飾で朝一番、10時半からの講演。年配の方が早々と集まってくれた。本を買ってくれたお客さんがレストランで「神田香織さんの話で戦争を思い出した」と後ろで話している。さっそくご挨拶。男性の方は南方で2年間イギリス軍の捕虜になったが、イギリス軍の隊長と片言の英語で話したりして、けっこう楽しかったと言っていた。そうなんだ、兵士たちもどこに配属されるかで運命が分かれたんだ。「沈黙のファイル」を今読んでいるが、戦争でも何でも、誰も責任を取らない日本の体制の仕組みにぞ〜っとしてしまう。