December 05, 2006

松之山へ

NPO法人砂防広報センターの覚幸さんご夫妻といっしょに松之山へ。もう何度となく現地を訪ねているご夫妻と地元の高橋さんの運転でまずはへぎそばをおいしくいただく。松之山の自然は、日本の自然のいいところをぎゅっと凝縮したようで、ため息が出てくる。白銀の棚田、アマチュアカメラマン数人が来ていた。美しすぎる場所には、神様は試練を与えるのだろうか。棚田は地滑りの産物だそうだ。昭和37年には大規模な地滑りが発生した。住民は500年も昔から地滑りに苦しんできて、その昔、地滑りを止めるため人柱となった杢兵衛という人物がいたそうだ。今度の講談の主人公だ。墨田ホテルに泊まる。十日町市議、相沢正平さんら地元のもくべい倶楽部のみなさんとしばし談笑。温泉に入る。湯気の香りが独特で、これも日本の温泉が凝縮されたって感じ。春にも夏にも訪ねたい、松之山はきっと全然違う表情で迎えてくれるのだろう。