October 21, 2006

最後は、キメて欲しかった

午前中彼女の告別式に出た後、東京へもどる。こんなことを言ってはいけないのだろうが、がっかりした。裏切られたような気持ち。先日彼女の亡がらに向かって名を呼び続けた彼女の夫は、参列者に向かってお礼の挨拶をしなかったのだ。20代の息子が代わりに短い言葉でお礼をのべていた。どんなに取り乱しても、泣き叫んでもいい。彼女を片時も離さない程、30年間愛し続けていたのに、なぜ?最後は、キメて欲しかった。彼岸に旅立ちはじめた彼女はどんな気持ちでこの景色をみおろしていたのでしょうか…。