August 23, 2014

永平寺、そして「女講談師、平和を謳う」

20(水)永平寺の若き修行僧の皆さんの年に一度の「人権集中講座」に「はだしのゲン」で呼んでもらいました。終了後は24時間いつでも自殺志願者からの電話相談をうけるボランティアを永年続けている長寿院、篠原鋭一住職、大阪の聖公会生野センターの呉光現さん、世話人の曹洞宗の方々と会食。一昨年と12年前「チェルノブイリの祈り」で呼んでもらっている。翌日は篠原さんの講演を聴き帰路に。静かでせせらぎの音しか聞こえない静寂の中で良い時間を過ごさせてもらいました。
23(土)講談土曜特選会「女講談師、平和を謳う」はなんと120名のお越し下さいました!太鼓部屋や舞台の上までお客様が。きな臭さが増してきた今日、危機感をもった方々が来てくれたのでしょうか!講談協会主催の会で「はだしのゲン」でトリをとらせてもらう日が来るとは夢にも思わなかった、出演はすず、織音、春水、一邑、私。顔付けの琴調先生、ありがとうございました(涙)


August 18, 2014

女子プロ、帰省、そして第二次疎開裁判

10(日)は友人の招待ではじめて「女子プロレス」を娘と観戦、井上京子さん率いるディアナ。本拠地のある川崎市で。いや〜、倒される音がすごくでびっくりだけど、闘争本能?が刺激され結構楽しくて癖になりそう。落ち込んだら女子プロ観戦だ(笑)
13日から15日まで家族でいわきへ帰省。15日の兄弟大集合のBBQ、兄弟の子どもたちも飲める年頃となり、感無量、あっ、内の娘達は今のところ飲みませんが、いずれは母に似て(笑)それにしても、安倍政権は何と強健なことか、辺野古の海底調査を強行、よりによって敗戦記念日の日に開始されるとは。法的根拠も何もない、どこまで沖縄をいじめるのか!。
18(月)ふくしま集団疎開裁判、第二次疎開裁判が8月末提訴されることになった。原告予定者の方々の記者会見があり、私も応援団として参加。今年の春に転居した方も原告に加わった。「夫は医師、事故後、医師会からは医者は逃げるなと言われた。3年経った3月に小学生の娘に嚢胞が沢山見つかり、無数の穴が空いている、A−2判定。8歳の長男とともに原告に加わった長谷川さんは「こどもや妊婦を逃がすのが政府の仕事なのに、避難した自分たちが後ろ指を指された、声をあげれば波風がたつ。それでもやります」松本さんは娘さんが鼻血を出して川崎へ移住。東電は1兆ベクレルを超える放射能を出したと発表。これを機に誰かが声をあげなければ終わったことにされる」と危機感を訴える。福島の皆さん、原告に加わって!とことん応援します。


August 09, 2014

69回目の原爆忌

6日、5年前に「はだしのゲン」で呼んでもらった皆さんが中心となって鎌倉で「福島の祈り」公演。前半は飯館村の長谷川健一さんが故郷報告。無念さ、悔しさ、憤りが聞く人の涙を誘う。しかし、終盤、とても元気がでる報告があった。弁護士と村人を説得して歩いたところ、なんと2700人もの皆さんが救済申し立て団の加わってくれたそうだ。申し立て団の名称は「あやまれ、まやれ(償え)かえせ飯舘村」
そう、ここまで人としての尊厳が踏みにじられ、泣き寝入りしている場合ではない、のです。
69回目のヒロシマ原爆の日、この日は珍しく雨、そして安倍首相は信じられない行動に出た。挨拶文が去年のコピペ。毎年繰り返される式典、被爆者の祈りから遠ざかる政治情勢、それを揶揄する意味で芸人がやるなら結構だが、一国の首相がこんな悪ふざけをしてはいけない。そして、9日、長崎でもやはりコピペ…。被爆者代表の方が「集団的自衛権講師に言及したことに対し「見解の相違」と心ない言葉…。
平和を願う式典で「戦争やるもんね〜〜」と喧嘩を売りに行った首相この日は、台風で雨が降ったりやんだり…そんな中、大間木公園の花火大会が決行されました。なんと花火の間だけ、雨がやみ、台風の風が火薬の煙を流してくれて花火がくっきり…。肌寒くてビールの売れ行きはイマイチだったようだが、出店が並び、娘の浴衣姿もなかなかで、あっという間の一時間。
花火を観ながら自分に言い聞かせたこと。戦争、原爆、そして原発事故、国家によって国民が理不尽に殺されたり、棄民にされたり…これ以上繰り返させてはいけない、
そのために私たちは智慧をしぼり、声をだしつづける。仲間を増やして、しつこく、しぶとく…。

August 04, 2014

唐揚げ、そして掩体壕

8月2日宇佐市豊後高田市教職員組合の教育講演会に呼んでもらう。昨年の中津の皆さんが薦めてくれたとのこと、こういうのが一番嬉しいです。1日に前泊、宇佐は唐揚げが有名、会食のとき、唐揚げの差し入れを頂いた、たしかに癖になる美味しさだ。九州は魚も鳥もほんとに美味しい。
2日は子どもさんたちの合唱団に続いて、午前10時から「憲法は誰のもの。はだしのゲンを語って今故郷フクシマは」のテーマで約2時間。福島のこと、集団的自衛権緒こと、はだしのゲン、チェルノブイリの祈りの抜き読みを入れながら聞いていただいた。終了後、「子どもを連れてくれば良かった〜〜」と言ってくれた方が数名いて、嬉しいような、残念なような…。

甲斐織淳さんのご母堂が別府からわざわざ来てくださった!齢90とは聞いていたが、70代ぐらいにしかみえない若々しさ。桐箱に入った高価などんこと銘菓ザビエルをお土産に頂きました。この日、織淳さんはテント前広場で「望郷桜」を披露中。ご活躍の様子をお伝えし、ぱちり。まるで姉妹のよう(笑)帰りに掩体壕を見学、松木さんとパチリ。戦争の跡が日常にとけ込んでいる宇佐市、生きた平和教育が実践されているのも頷ける。宇佐神宮にも寄ることが出来て、雨の中、案内してくれた松木さん、お世話様でした。



August 01, 2014

出版記念会、盛況なり〜

31(木)は猛暑の中、4年前の「乱世を生き抜く語り口を持て」以来2度目となり涵徳亭で出版記念会、4時半にしか入れないが、NPOの理事の皆さん、香織倶楽部の皆さん、早々と4時前から涵徳亭前に集合、蚊にさされながら待つこと30分以上、後は怒濤の準備と店との格闘。なんと、4年前は大丈夫だった電源がつかえないとのこと。でも、交渉の末、なんとか使わせてもらえました。
偶然にもこの日、出版会に華を添えたのが検察審査会のあの勝俣氏ら
元東電幹部3人の「起訴妥当」の議決!
「誰も責任を取らず再稼働!?」という国民の声に答えてくれたような気がします。
新たなスタートラインにたった記念すべき日となりました。
鎌田慧さん、井戸川さん、佐藤栄佐久さん、長谷川健一さん高橋哲哉さん中山武敏さんといった皆さんといった呼びかけ人の皆さんの激励の挨拶。そして森さんの南京玉簾、盧佳世さん、李政美さんのすばらしい歌、あっという間に2時間。
今朝、鎌田さんにお礼の電話をしたところ
「楽しかった、知り合いもいたがいろんな人たちが来ていて驚いた」
と。司会の郡司さんが始めに言ったように、新たなに知り合い今後につながる
出会いの機会になったのは間違いないと思います。
まずはこころよりお礼申し上げます!