October 05, 2011

女子大生たちに力声を伝授

さわやかな晴天、8時半、十条駅から若い学生さん達と細い道をあるいて東京家政大学へ。
昨年に引き続き児童教育科・表現論の講師です。教師を目指す学生さんも多く、話し方の面で少しはお役にたてたよう。チェルノブイリの講談から故郷が原発事故にあった話、放射能被害についても話すことが出来てわれながら盛り沢山あっと言う間の一時間半でした。感想を少々ご紹介。
「語りに関する深い歴史と共に、神田先生の熱い想いが伝わってきました。特に福島の関するお話では、地震での被災地としての現状のこと、また昔ながらの歴史、伝統はとても心にひびきました。そして福島の方々の気質の多様さ面白さに興味がわきました。福島の人に会ってみたいと素直に思いました。教師という職業も人につたえると言うことがとても大切だと思います。そして、今、語り、相手に伝えるということを卒業前に学んでいたので、とても勉強になりました。」
「福島の方言の違い、放射能の恐怖、また声をだすことの大切さを知った。とくに放射能については今現状の状態や、放射能が私たちに及ぼす影響についてお話ししてくれてとても勉強になった」
「先生が話し始めて一番最初に驚いたことは、声の大きさと、言葉がはっきりしていて聞きやすいことでした。普段先生のように声を出す人を見かけることが少ないので声をだすのにはおへその下に力を入れたらあんな声がでるのだと勉強になりました。」
教師を目指す学生さんも多く、話し方の面で少しはお役にたてたよう。

 いったん家に戻り、メールチェック。いわきのNPOザ・ピープルの吉田さんから講談慰問のタイトルと演目を至急教えてほしいとのこと。考えながら小田急線にのり車中でメールし、その後はほっとしてうとうとしながら本厚木駅到着。バスで湘北短大へ。若い学生さん達のキラキラした顔を見てると、こちらも夢中で時間一杯喋りっ放し。帰りのスクールバスや小田急線が混んでいて、一時間位立ちっぱなし、久しぶりに頭も身体も疲れた一日でした。