September 24, 2010

日航安全啓発センターへ

昨日からぐっと涼しくなって、温度差にとまどうきょう、日航安全啓発センターへ。「事故調査委員会」の報告にそった説明ではあったが、事故機の機体や遺品からは、いたいほど事故の悲惨さが伝わって来た。めがねのフレームがあめ細工のように、ぐにゃとなってしまっていた。筆記道具もさやいんげんのように薄くなっていた。時計の針はすべて6時56分をさしていた。座った席によってシートの形状がちがっている。32分間、ジェットコースターのような大揺れの中でどれほどの絶望感と闘ったのだろうか…。あの事故以来、大事故は起きていないという説明には少しホッとする。
 帰りに、うっかりお財布を忘れたことを忘れて、駅でロースカツと海老フライを買った。スイカで支払おうとしたら670円足りない。鞄の中を探ったら650円あった。なんと20円おまけしてくれた(笑)

September 18, 2010

DV防止講演会

石川県女性センターでDV防止講演会。講演と講談一席。DVが主なテーマの講演会は初めてだったが、元夫に非礼のないよう気をつけて比較的淡々と語ることができた。最後には養育費を払ってくれていることに感謝している。と付け加えた。それはそれだものね〜。金沢はきょうから3日間ジャズストリートということでジャズが街中に溢れ出す。できたら一泊して楽しみたかった。片道5時間、金沢まで行ってどこも観光できず。でも、担当の方の自前のお土産「香雅」は優雅な香で気持ちが和んだ。
 帰りの新幹線で車内誌を何気なく読んでいたら中部電力の広告「原発はCO2を出しません。クリーンで〜」が目に入り嫌な気分に。独占企業がお金にまかせて云いたいことを言っている。事故があったら被害にあう国民からもらっている金で国民をだましている。原発一個建てるのにどれだけCO2を出しているか、それだけでも正直にかいてほしいものだ。福島でもプルサーマルが始まってしまい、故郷が危険な場所になってしまった。今からでも太陽光など自然エネルギーに転換できないか?などなどとりとめもないことを思いつつ。


September 15, 2010

「キャタピラー」を観た

13日「キャタピラー」を観た。手足をもがれて芋虫のような姿となって帰って来た夫。「はだしのゲン」の「芋虫のような姿となり日々苦しみの声を上げる寝たきりの息子、回りのものは軍神だなどとほめるものの国からはわずかなはした金しかもらえず生き地獄の毎日」そのもの。寺島しのぶは熱演だったけど、もらった卵4個を全部夫のぶつけるかな〜?なにしろ当時は食べるものがなかったのです。一個ぐらいはとっておいて(笑)彼女、もんぺ姿はにあっていたけど、もんぺには標準語は似合わない。なまってほしかった。戦時の一こまを切り取った若松監督の反戦映画でした。


September 12, 2010

村木さん、お疲れさま!

 久々の朗報は村木元局長に無罪判決。村木さん本当に災難でしたね。自分たちのストーリーを勝手にでっち上げて。それに従うまで執拗に取り調べるやり方はまるで「特高警察」だ。
小堀枚方元副市長の話を思い出す。やはり大阪地検特捜部。
 
清掃工場を巡る談合事件で逮捕され2年間拘置所に収監。その後無罪判決を勝ち取った人だ。取り調べの過酷な様子を話してくれた。近所から苦情がでるくらいの大声で怒鳴る検事。
「くずやろう、ごみやろう、ばかやろう、車を買った金は?かみさんは宝石がすきだろう?金をどこへ捨てた?」
「ベルトコンベアーにのせられているのだ。穴に落ちれば一生出られない。ロープにつかまれ」
(同じようなことを林眞須美さんも云われている)
「逮捕した以上止められない、なんとしても自白をさせる」
椅子をけって怒鳴った後、部屋の隅で小さな声で「私は市長だ、もう、本当のことを云ってもいいぞ」と市長のふりをする。
家族、身内を調べる、介護施設の母親も調べ、「枚方に住めないようにしてやる」姉は精神病になった。
腎臓が疾患がある小堀さん、水を要求してももらえない、トイレで飲んで忍んだ。前立腺の病気なのに薬をのませてもらえない。4日目尿が出なくなってカテーテルを入れる。これで出血し、介護用のおむつをつける。一ヶ月近くおむつ一枚ですごした。汚れた部分にはティッシュをあてて…。
まるで拷問。

こんどの村木さん無罪判決は、こうした特捜検察のやり方を国民の前にさらすことになってまず一歩前進。
2歩目は、鈴木宗男さん、佐藤栄佐久さんはじめえん罪の皆さん方に無罪を言い渡して社会復帰を実現させること。
3歩目はでっち上げの取調官に刑事罰。4歩目は取り調べの全面可視化を実現させること。講釈師だってこれぐらい考えているのだぞ。

September 11, 2010

プラネタリウムで

11日北とぴあで「哀しみの母子像」
男女共同参画推進ネットワーク15周年の記念講演。会場のプラネタリウムは程よい暗さ、丁度いい室内温度、寝る為にあるような空間での講談だ。しかも目の前は投影機。講談が始まるとすすり泣く声、ハンカチで顔をおおう人も数人いて手応えは十分あったが。聞きにきていた20歳の娘「こどもの死を伝えられた時の和枝さんの悲しさ、涙が出た」そうだが「隣のおばちゃんのいびきがうるさくて」やっぱりね〜(笑)
お客さんは女性が圧倒的に多かった。多くの方が激励の言葉とともに求めてくれて、持参した本30冊が売り切れた。その中には笠井さんの友人でネットジャーナリストの津田大介さんのお母様も。
ネットワークのみなさん、お運びのみなさん、ありがとうございました!