March 26, 2010

一門会で再会

26日の一門会は49名のお客様がきてくださいました。
出版記念会の手紙に一門会のチラシを同封した成果か、
取手にすむ高校の同級生がご主人ときてくれたりと
懐かしい再会もありました。
このご夫婦、なんと私が結婚式の司会をしたのでした。華飾の宴のその日、とても疲れていた私は電車の網棚に衣装を忘れ、大騒ぎ、誰かから借りたか、どうだったか…、遠い昔の思い出です。

外かんだからは織丸さんが「母里太平」を一席、私は着替えをしながら
楽屋で聞いてましたが、口跡もよく張り扇もうまく叩けたようで良かったです。
ゲストの李さんのかやぐむ、講談の席では初お目見えですので
優雅な音色にみなさん聞き入っていました。

私もその昔、生田流のお琴をやっていたが、かやぐむは長さは半分ほどでも、残響があり、深い音色。かやぐむの後ろの穴が音色を深くしているのでしょうか…

李さんのチマチョゴリ、私たちの着物、日韓民族衣装交流もかねての日韓文化交流。
織奈はネタおろしの「秋色桜」織音は新作で現代物の「風切羽」、私は新作で昔話の
「杢坂の由来」を語らせてもらいました。次回は4月27日です。


March 24, 2010

一般人と劇団員による発表会

昼からうりんこの俳優さんたちの稽古。もともと俳優だから基本ができてる上に、もう5年目の教室だから、ほとんどの人が講談の「語勢」ができている。思い切って初めての試み、「駆けつけ」の輪唱ならず輪読をやってみた。3人つづ6人で始める。先の3人が一くさり読み終えたあと、あとの3人が読み始める。どちらを聞いていいやらと聞く方も戸惑う、語る方も相手につられないよう集中する、ところが後の3人が早口で、追いついてしまった。 いや、面白いのなんの!
夕方から一般人教室と劇団員による発表会。実況中継するつもりでUstreamに挑戦したけど、途中から消えてしまって…あの面白さを東京の講談サロンのメンバーにお見せできなかったのは、ごめんと言うほかはない。
11時半に東京着、なんと埼京線でトラブルがあり、普及したばかりだと。なにかというとJRは止まる。不意打ちのストライキのようで、始末がわるい。

March 22, 2010

うりんこ講談教室、一般人の部

名古屋うりんこ講談教室、一般人の部の3日目、宿題?で出した都々逸を作ってきた人が二人、積極的でうれしい。「お彼岸の日にいっちょらを着て 雨嵐きて台無しよ」確かに7775ではある、それに昨日は名古屋はすごい黄砂だったとか…で、ちょっと手をいれ「彼岸詣でに晴れ着をきても 春の嵐が邪魔をする」やんややんや。もうお一人「桜吹雪に乱れる黒髪 かきあげる指の白さよ」黒髪の黒と指の白さの対比を出したとのこと、そこで「桜吹雪に黒髪乱れ そっと押さえる白い指」やんややんや、ちょっと変えただけで世界が変わる、これが言葉遊びの面白さ。
ホテルに入ってテレビをつけると、NHKの討論、いわゆる大手マスコミの皆さんの偉そうな事!あまたある情報のなかから自分たちが選んだ情報をテレビや新聞で国民に報道してあげてる、という思い上がりがすごいね〜。その結果がこの国の今のていたらくでしょうが。それにしてもNHKの方の話し方はさすがプロだけあって上手!(中身はともかく)
それに対する側、いい事言っていても、早口だったり、「あの」「あの」が多すぎたり…勿体ないです。だから、話し方を、講談を取り入れてがんばってほしいのですよ!とテレビにむかってつぶやく私であった。


March 19, 2010

稽古風景がiPhoneで

講談サロンの稽古風景がiPhoneで実況中継、30人が見てくれた様子。すごいな〜、えらいな〜iPhone!
5期生3人が時間前に集合、まず基本の発声を勉強。13日の毎日ホールにいらした田中さんも5期生に加わった、なんでも、いやな上司に負けないようになりたいとか。そうです、自分の声に自信がつくと人格までたくましくなるから、たのしくがんばりましょう。それにしても、花粉?季節柄?お年頃?朝からめまいがひどく雲の上をあるいているような感覚、これでも一日乗り切る事ができ、安堵。

March 17, 2010

涵徳亭の下見

久々に暖かい一日、涵徳亭の下見にいく。後楽園庭園は初めて入ったが、見事な庭園。12日、桜が残っていてくれることを祈りたい。昼食も安価でおいしく、近くのサラリーマンたちが並んでいた。建物が古いのもいいし、なんと言っても「天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに遅れて楽しむ」という中国の范仲淹の「岳陽楼記」からとった後楽園の名前の由来が、いい。