February 28, 2010

出張一門会兼合同発表会

昨日の鎌倉商工会ホールでの「はだしのゲン」終了後、弟子をピックアップして一路いわきへ。お客さんの反応がとてもよかったから渋滞気味の移動もそれほど、気にならず…といいたいけど、やはり6時間もかかると腰が痛くて大変でした。10時近くに会場となるわ可ばさんに前泊してむかえた出張一門会兼合同発表会。

まず、60代の山本さんのドレス姿でカンツオーネ、コンティパルティロの独唱
講談で得た滑舌のよさを発揮。
次に70代歳斎藤さんが暗記した「童話しりとり」を発表。
黒一点の田村さんと真因の志賀さんが掛け合いで「江戸尻取り」、こちらはテキスト
を見ながら。
近所の旅館の女将さん2人を含む4人による「わんぱく竹千代」の連続読み。
みなさん、自主練習したらしく、台詞がとても生きてました。
毎回、ちがう着物で稽古に参加された高瀬さん(60代)の「ういろう売り」
入れ歯だから早口が難しいといいながら、見事に暗記してこなしました。
石川町の添田織好の「義士の討ち入り」大きな声で気合いが入っていて、
次が小野さんの独唱「木遣り崩し」でいわきの発表が終わりの予定。
ところが
発表会開始前に、三味線の糸が切れてしまった、近所の民謡の先生から糸をいただき、
張り直し。なかなかうまく行かず、急遽寅さんの命を受けた織奈が客席なら
三味線が趣味の私の母をこっそり呼び出したのが、小野さんの出番の時。

そこで、急遽出番を変更、厚織さんの「鉢の木:ショートバージョンに。
昨年の出演の厚織さん、さすがの出来映えで、大きな拍手ももらい、「木遣り崩し」
に無事手渡す事ができました。

休憩をはさんで、後はプロと織奈、私、最後に今の時期にぴったりの
「梅は咲いたか」を全員でうたって1時間50分の発表会は無事終了。

フラパクは今年が最後、でも、みなさん、また稽古をしたいとの事、どうなりますや
ら…。


February 21, 2010

大日苑で

「こ江戸佐原」は50歳を過ぎて活躍しだした中年の星、伊能忠敬が住んでいた町、伊能忠敬資料館を見た後、こたつ船にのって江戸時代からの名残を残す家々を川から眺めた。川越ほどにぎわっていない、いかにものんびりした風情が嬉しい。

車で30分移動して稲敷市は大日苑へ。NPO法人稲敷市伝統文化保存会が主催で「フラガール物語」。江戸崎入り開拓を完済させた植竹庄兵衛さんの住まいだったところで、和洋折衷様式の情緒ある建物。植松氏のお孫が女優でフルート奏者の神崎愛さんだそうだ。回廊の後ろは庭。外の自然の景色をバックに始めにハワイアンバンドとダンス、続いて私。市長さんをはじめ美浦村のなつかしい皆さんも顔を出してくれ、アットホームな雰囲気でした。主催者の一人野口さんが講談サロンに参加したいと。ぜひ、講談を学んで江戸崎の語り部になってもらいたい。

February 20, 2010

なんと1100人も!

昨日までの寒さがうそのような温暖な晴天の日、うしく男(ひと)女(ひと)フォーラム2010で牛久市中央生涯学習センター文化ホール。なんと1100人もの市民が!一部は市民によるパネルディスカッション、続いて私の「花も嵐も講釈師が語ります」の講演と講談「フラガール物語」。
さすがに会場は舞台も広く、演台も大きく、たっぷりと、まるで浪曲師になったような気分で語る事ができた。昨年のつくば9条の会の公演のときに見に来てくれた山本市議が推薦してくれての公演、あたらしい一幕が開けたような一日。牛久に住んでいる初対面の小、中、高校の先輩が話が尽きない様子で受付で談笑、係の方が記念写真撮影があると呼びにこなければまだまだ続いていただろう。夕方は明日の稲敷市での公演を持ちかけてくれた稲敷市議の根本保さんご夫婦においしいうなぎをごちそうになる。ここのところ茨城県内の仕事がつづき、もともと近所の茨城県との縁が深まり嬉しい。老舗「山田」さんのうなぎのきも焼き、柔らかくて美味しかった。それより美味しかったのが根本さん宅でごちそうになった手作りのよもぎ餅。赤米、黒米も作っていて九州にもお得意先があるという、農業は頭脳を実践している根本さんご夫妻だ。

February 16, 2010

氷雨の日比谷野音

検察様が「政治と金」なんていう古くさいキャッチコピーで筋書きをお書きになり、大手マスコミ様が「関係者によると」なんて恥も外聞もなく検察様のいうがまま報道するから、政治の動きが止まっちまって、この大事なときになんともがっかり。
年度内に解決を!と願っている1047人の闘争団の問題もそのひとつ。雪まじりの氷雨の中、寒さで震えながら司会をつとめた日比谷野音での「JR不採用問題解決へ2、16大集会」、23年も闘っている皆さんにほんとの春を一日も早く!

February 15, 2010

一本うどん

羽田空港についたその足で、出版記念会の実行委員会のため、本郷へむかう。
その前に厚織さんが池波正太郎ゆかりの「一本うどん」を予約したからと、やはり本郷のうどん屋さんへ。いや、そのうどんの太い事、固い事、量の多い事。4人ではとても食べきれないと、インパクト出版の深田さんにも電話して参加してもらう。実行委員会終了後、加賀屋へ、さすがに連日ごちそう攻めで、胃が疲れ、疲労が顔にでたらしく、みなさんに「香織さん疲れてる」心配をかけてしまったようで…
実行委員会、私の友人代表で藤村さんが呼びかけ人に加わってくれた。それにしても鏡さんとも高橋さんとも、昔からの知り合いだったようで、人の輪って不思議です、一本うどんのようにつながっているのかな?