June 29, 2009

いわきの友人かおるさん

いわきの友人かおるさんは、4年前から陶芸をはじめていた。家には花瓶、つぼ、茶碗等、なかなか完成度が高い。
駐車場には競技用の自転車が。3年前からトライアスロンをはじめたそうだ。私がきょう遊びに行かなければトライアスロンに参加の予定だったとか。
かおるさんとはじめてあったのは15年前、その頃の彼女といえば夫の暴言に怯えて台所のすみに控えている、化粧っけもなく、髪も一つに縛り、おどおどしている姿しか印象にない。
その夫が亡くなって8年。
彼女は毎日のようにジムに通いはじめた。そのせいばかりではないだろうが…。
まるで彼女のまわりだけ時間が逆回りしているように若返ってキレイになっている。髪もかたちよくカットされていて、背筋ものびて立ち姿のきれいなこと。私を悩ませている腰痛もまったくないという。…彼女には特別な能力が備わっているとしか、思えない。
「もう、男の人と暮らす気にはなれないの。すきなことをしていきていくんだ」という彼女。かおるさん69歳。いわきに行くとなぜか逢いたくなる友人だ。

June 27, 2009

杉田劇場で

杉田劇場での「フラガール物語」、音響がとてもよく、お客さんの顔がよく見えて
小空間での醍醐味を味わう事ができました。世話人の小野田さんからのメールを紹介して報告まで。

「立体講談を得意としている神田香織師匠に、当会への出演依頼するのを躊躇していましたが、
杉田劇場のコスモスの設備なら可能と判断して、公演を行いました。
舞台設備については、問題は無かったのですが、私の予想を上回る当日券でのご来場のお客様が多く居て、配布する資料が足りなくなったり、椅子を追加で設置したために、席の配置が悪かったり、受付けのドアを開けっ放しで、撤収作業などをしていて、お客様に迷惑をかけてしまいました。
大変、申し訳ありませんでした。今後は、気をつけます。

次回も、「当会主催で神田香織独演会をして欲しい」という嬉しいご要望が、多々、ありますので、
神田香織師匠と相談の上、定期的に、杉田劇場コスモスで、独演会を開催して、当会の人気演目にしていきたいと思います。
<中島 正晃様>
昨日は有難う御座いました。
講談は初めてですし、演者の方と御一緒出来る打ち上げなんて、
経験出来るものではないので…本当に感動しました!
皆さんの演芸に対する熱意も伝わり、
スッと輪の中に入れて下さったので、凄く楽しかったです♪
香織師匠の芸は勿論ですが、お人柄も素晴らしく、完全にファンになりました!
香織師匠の活動をチェックして、是非他の演目も聞かせて頂きたいです。
また、予定を調整して杉田劇場にも足を運ばせて頂きますので、宜しくお願い致します。

<小野 律子様>
昨日はありがとうございました。
ちょっと遠かったけど、参加できてよかったです。
過去新聞をみて、今まで出会って楽しんだ方ばかりでした。
また、機会があればよろしくお願いします。



June 25, 2009

広小路亭

広小路亭2日目、ほんとに大勢のお客さん。マクラで東国原知事に聞かせたいと都々逸をひとつ「上を思えば限りがないと下をみて咲く百合の花」うまい!の声がかかった、いいお客さんです。
 帰りにお客さんが「岡山から来た、また寄ります」とうれしいね〜。女性の方は「あら、別人かと思ったわ」すみません、髪をおろして洋服になるとまったく存在感のなくなる私でした。
終了後、近くのお店で織史くんを山緑さんに紹介。ふたりともなかなかの好男子?将来が楽しみです。写真は織奈と。
 

June 22, 2009

稽古場、聞香庵のお披露目

 講談サロンの生徒さんだった織史くんが正式にプロをめざすことになった。ここのところ女性が8人続いているから、講談協会のみなさんもきっと歓迎してくれるでしょう。
 これで弟子も3人になり、また講談サロンの生徒さんたちも日々上達。新作を次々手がける生徒さんもいて面白い展開になってきました。
 ついては、いつでも稽古や作品作りができる稽古場をと、このたび、浮間舟渡に稽古場を確保。回りは都営住宅でとてもしずか。このマンションは家賃が比較的やすいということもあり、西洋東洋とわず外国人が多く、引っ越しも多く、自由な雰囲気。さあ、いつまで家賃を払う事が出来るか!!
いざとなったら富士松千代香で都々逸教室もはじめちゃおうか。
 きょうは織音、織史、講談サロン外神田一門の面々で稽古場開きのお稽古開始。ご近所のみなさん、大声出してごめんなさい。
稽古場「香喋庵」
http://www.ppn.co.jp/kannda/kachoan/kachoan.html



June 15, 2009

日本髪っていい

 新内(きょうは都々逸)の稽古の帰り。仕事の打ち合わせがてら連れて行ってもらった歌舞伎座近くの「美木」というお店は和風美人姉妹のおでんのお店。築地生まれの彼女たちのつくるおでんはだしが上品な味でとても美味しかった。
女将さんは前髪を新内風にアップにして、はっとするほどのきれいさ。
銀座のみならず、ひとりで入れるお店はあまりない私だけど、あのお店だったらと思わせるいい雰囲気でした。
それにしても久しぶりの銀座、時間つぶしに伊藤屋で筆記用具の数々の試し書き、書きやすいのなんの!世の中、進んでいるところは進んでいるんだな〜。ポチ袋もかわいいのが沢山、でも、ふふふ、私は自分で作るんだもんね。