April 29, 2008

第一回発表会、大盛会

「講談サロン香織倶楽部」第一回発表会は大入り満員、名古屋からかけつけた緑さん、声を張り上げて熱心にリハに励む皆さんの姿に少々気後れした様子、でも、ジーパンから着物に着替えて徐々に舞台人の落ち着きをとりもどし、本番はりっぱなもの。
それにしても会員のみなさん、ほんとにがんばりました!よく受けました。トップバッターの厚織さんはなんと暗記して外郎売り、着物がよく似合い、まるで若旦那。
手織さんの「化粧のカラクリ」は実際に合成ポリマーと台所の洗剤と油などで簡単に乳液をつくり、織丸さんはリズムよく「桃太郎」を語り、仲入。
緑さんの「鉢の木」につづき、私が「五郎正宗」でお客さんたち笑ったり、ハラハラしたり、きっと満足していただけたと思います。
会員のみなさん、お疲れさまでした。お客さま、ありがとうございました。



April 17, 2008

米沢観光

 朝9時に久里学園で校長先生と対談。その後、斎藤さん、我妻さんのご案内で上杉家御廟へ。代表して謙信公、鷹山公のお墓に手を合わせる。
米沢は見る所が沢山あります。「東光の酒蔵」では昔からのお酒の作り方を見学、帳場、備前焼き二石がめ、仕込み蔵、昔ながらの酒造りの道具の数々に目を見張りました。と同時に、鷹山の業績を記したコーナーなど、地域の偉人を誇り応援する姿勢に大家の矜持をみるおもい。


お土産にいただいた米沢牛、家に帰って3人でいただきく。感激の美味しさでした。米沢は、講釈師にとって故郷のような街、また訪ねたいものです。

April 16, 2008

米沢は講談の宝庫

 ゲン公演で米沢へ。一月に「護憲ネット21」という実行委員会を立ち上げ取り組んでくれた。駅到着後、新社会党の書記長斎藤さん、市議我妻さんの案内で桜がまだ3分咲きの上杉神社へ。米沢は上杉謙信や鷹山、直江兼続、伊達政宗など、まさに講談の宝庫で、来年のNHK大河ドラマの主人公は直江兼続、うらやましい〜。
鷹山が農閑期の農民に勧めた内職、笹野一刀彫民芸館を見学。その後、グループホーム「結いの木」で一席、10人ぐらいの入居者のみなさん、うなずきながら静かに聞いてくれ、その後会場へ。ほぼ満席のお客さんで、打ち上げも多いに盛り上がりました。

米沢は方言が活かされている、お店で買い物をすると「おしおしな〜」、さすが城下町!



April 15, 2008

「潜水服は蝶の夢を見る」

「潜水服は蝶の夢を見る」を観た。実在した雑誌の編集者、油が乗り切っているいい男が男盛りで、脳卒中で倒れた、42歳。その絶望は相当悲惨である筈だけど、映画はユーモア、エスプリ、思わず「うふふ」のエロス、さすがフランス映画…

 左目しか動かせない彼は、左目の数万回に瞬きで本を書いた。彼を支えたのは「記憶力と想像力」そして「人間性」。私がもし脳卒中で身体が動かなくなったら、この映画を思い出すことによって、地獄が地獄でなくなるような気がする、ちょっとまれないい映画でした。
BJMのシャンソンも粋すぎるような。とても幸福な気持ち、寿命が延びたようないい気分…

April 09, 2008

暴風雨の中で

 講談サロン、暴風雨の中、発表会を前に大いに気合いが入った練習でした。なんといっても大ヒットは笠井さんの着物姿。早くに着て着付けをして、濃紫の訪問着になった笠井さんの美しいこと!教室に入ってくるメンバーが、皆さん「すごい…」
出来上がったネタをみんなで声を揃えて読み方練習、最後は「木遣り崩し」で大合唱。
運動不足で朝ジムに行った私、ほんとは疲れていたけど、その疲れがふっとんでしまった。声を出すってほんと不思議に力が出る。発表会が楽しみです。