March 26, 2008

「明日への遺言」


「明日への遺言」を観た。こんな上司がいたらと口コミで広がった映画、戦争の責任をとらないのが「伝統」のこの国、その伝統をまもって?いまもだ〜れも責任をとらないのこの国に、かつてこんなに立派な方がいたんですね。いい映画でした。
映画館を出たら、そこは池の端の公園。桜はいい感じに咲いていて、みな、幸福そうな顔で散歩しているけど、この桜も…戦争に動員されていたんですね…



写真展「花のチベット」へ

 渡辺一枝さんの写真展「花のチベット」に。
入り口の少年の写真をみた瞬間から激しく引き込まれた!大人も子どもも、すごくいい顔している。自然に抱かれて自然を信頼し自然とともに生活しているから?
彼らの生活や文化を壊そうとしている中国に対する精一杯の抗議。それが「暴動」などどいわれ、命を落とした人も大勢いる。気の毒でたまらない。

 一枝さん「これからは中国の人たちと積極的に友達になることにした」と。真実の報道がなされない中国の国民に知って欲しい!その為に彼女は動き出す。なんていい仕事をしているのだろう。「香織さんが次々といろんな講談をやる、それがとても刺激になるの」といってくれ、私は照れてしまうのでした。

 会場でもうひとりいい女にあった。上原公子さん、「岩国、沖縄、報道が伝えないことを私は伝えたい」上原さん「私、講釈師みたいなのよ」と。なんと講演のとき、着物をきて語るそうだ。うれしいではないですか!私の弟子に決定!
写真展、ゆっくり見たいからまた開催してねと一枝さんにお願いして広小路亭へ急ぐ。
講談サロン、発表会が決まったせい?みなさん、すごく気合いが入って、講談の「力声」がでるようになった!



March 13, 2008

「時効だから」なんて

鉄道運輸機構裁判の判決内容は「解雇は有効」「不法行為の有無については時効だから判断しない」という、これまでの最高裁判決、鉄建公団、全動労判決を真っ向から否定するひどい判決で驚き。
 一声激励したいと18時30分からの報告集会に参加。会場は溢れんばかりの参加者で埋め尽くされました。
原告、家族、支援者は、不当判決にくじけず、納得いく解決まで闘うと音威子府の鈴木さんが力強く挨拶。

この判決はかえって団結を強くしたようです。
交流会でパチリ。




March 12, 2008

毛ガニ、タラバを楽しむ会

 明日の鉄道運輸機構裁判を前に裁判所前の座り込みに激励に。
午前中、久しぶりにジムで運動してから駆けつけたところ、髪は強風でまいあがり、花粉でくしゃみは出る、あまりいい格好ではないけれど、心を込めて激励しました。
自転車につけたリヤカーをひっぱり四国から駆けつけた中野勇人さんとパチリ。ふと思いついて夕方からの事務所の新年会に中野さんをお誘いする。

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共同倶楽部から届いた毛ガニ、タラバを楽しむ会、中野さんも参加してくれ、楽しくにぎやかに夜はふけて行きました。




March 11, 2008

広尾の臨川小学校

 毎年東京大空襲の時期に戦争を見つめようと、広尾の臨川小学校ではいろいろな取り組みをしています。
臨川小学校は昨年創立100年を迎えた伝統校で昨年は子どもたちによる落語、お能のお披露目があったとのことです。
驚いたのは数年前に校舎の裏に池を作って、今ではホタルが自生しているという、とってもユニークな情操教育を実践。先生方も子どもたちもなにか友達のよう。

 さあ、2年前は高学年だけだったが、「ずる〜い」と今回の続編「はだしのゲン総集編」は1年生からの参加となりました。ところがこちらの「総集編」の方が難しい言葉が沢山出てくるのです。静かに聞いてくれるか心配だったけど、だれも騒がず、走り回らず、1時間半集中して聞いてくれました。
「半分ぐらい分った」「政二が可哀想だと思った」というのが一年生の感想。いいんです、何かしら印象に残ればそれが「核」となって、考える大人になっていくのですから。
校長先生、先生方、そしてかわいい生徒さんたち、6月3日にはホタル祭りにぜひお邪魔します。