December 31, 2007

一年間、ありがとうございました!

 29日は、長女の成人式にリハーサルとやらでふたりでいわきへ。もう帰省ラッシュが始まっていて、指定席は満席、仕方なく?グリーンで、高くつきました。
なんのことはない簡単なリハ、アイシャドウの色はとかなんとか、この為に?って拍子抜け。
でも両親が喜んでいたのでまあいいか…そのまま正月をいわきでむかえたいところだが、受験をひかえた次女をひとりにはできないと、一泊で東京へ。高くついたリハでした。

 今年のニュース、なんといっても私一番は安倍さん辞任。「ずるけ」をするんだから…首相って誰にでも出来るかもって思った人って多いのでは。
小泉さんが芸人で安倍さんは病人、福田さんでやっと普通の人?ま、なにをもって普通というか…
とにもかくにも、格差を広げる政治なんて、政治じゃない!自分の声で自分の意見をどうどうと主張する、肝心なのは、その先に人類の未来を見据えているか、いないかではないでしょうか。
  さてさて今年は3月に「杢坂の由来」6月に「ビリー・ホリデー物語」10月に「ぽっぽや義士伝」と新作を3本も発表する事が出来ました、来年もほどよくがんばります。応援してくださっているみなさん、ありがとうございました!来年もおつきあい、よろしくお願いします。

December 26, 2007

講談サロン、年明けは色っぽく

2回目で今年最後の「講談サロン・香織倶楽部」新人2人が加わりました。
この二人がいい声で滑舌もよく、ついつい勢い良くパパンパンと修羅場調子の快進撃。都々逸の時間がすくなくなってしまいました。私は朝から三味線、新内の稽古、気合い充分。でも、よく考えたらみなさん、お仕事の後お見えの方がほとんど…。次回は杉浦日向子さんの江戸本からネタを仕入れ、新内に色付けして色っぽい雰囲気ではじめましょっと。
懇親会、全員参加でした。大人数のときは吉池の6階放心亭が安心です。
吉池の店内でパチリ

December 24, 2007

イブに餅投げ

3月に引き続き、また掛川商工会に「一豊の妻」で呼んでもらう。
こんなに早いリターンがあるなんて嬉しい。「功名が辻」の掛川城、戦国の館が、通常の大河ドラマは終了後一年のところ2年間開館、ついにクリスマスイブにその幕を閉じた。その記念イベントとして重要文化財の御殿での講談。天気もよく、予想以上の市民の方々がきてくれた。
控え室は隣接する美術館の一部屋。ここに根付けや着物柄や帯留め等の分厚い写真集があり、ちょっと拝見。
すっかり魅せられてしまった。細やかな細工、見事な動物や人の表情、神業としかおもえない。今や根付け職人はいないんでしょうね。なんか、とてつもない宝を捨てまくってきたような…その結果がいまのこの国…
なんて、感慨に浸っているうちに餅投げがはじまり、私も投げさせてもらう。講談をきいてくれたお客さんたちから「かおりちゃ〜ん、こっちへ〜」声がかかるとどうしてもそちらに投げてしまうのでした。
写真は山本君治副市長さんと、帰りの新幹線からみた富士山



December 23, 2007

支持率低下に焦って

薬害肝炎、福田さんは支持率低下に焦って、議員立法で一律救済するとのこと。
C型肝炎ウイルスに汚染された血液製剤が用いられたのは、ちょうど私が第一子を出産した時期、もしかしたら私も感染していたかもしれないと思うと、とても人ごとではない。患者の方々の悔しさ、そして2度と薬害を起こしてはならないという願いが、支持率で上下で判断されるのはもうやめてほしいものです。

December 20, 2007

日本橋亭、満席

昨夜、師走だというのに日本橋亭はほぼ満席だった。
今、実力派としてナンバー1と言われる若手、宝井琴柳と人間国宝の一龍斎貞水がそろったのだから講談ファンはもうじっとしてはいられないということでしょう。
この顔会わせはおそらく数年なかったはず、顔付けの私も鼻高々。琴柳先生、「徂徠とうふ」をたっぷり!貞水先生は緑林五漢録、楽屋の前座さんたちもみな聞き耳をたてしーんとして…日本橋亭の夜はふけていった。