June 29, 2007

お坊さんの頭蓋骨

朝から雨。「防災講演会」が大雨で中止になっては大変だね、などど講師の吉村さん、南木さんと心配しながら糸魚川へ。途中、板倉町の地滑資料館により、人柱供養堂に参拝。今から800年ぐらい前に自ら人柱となり村を救ったお坊さん。昭和10年に大きなつぼが発見されその中に人骨が。お骨を拝む。お坊さんの頭蓋骨の前歯がしっかりしていた。きっと若いお坊さんだったのでしょう。ほんとに全国各地で「人柱」となった方々が大勢いた。
自然の生け贄として犠牲になる。こんな謙虚さはもはやあり得ない。どんな気持ちで最後をむかえたのか…。娘に「滑りどめお守り」を買う、でも、何と言って渡したらいいものでしょうか?
雨は降ったりやんだりで公演は無事、でも姫川で中州に取り残された人がいたりして、たいへんだったそう、防災講演会に災難はつきもの?なわけないですよね。


June 28, 2007

松之山の子どもたち

冷房のない松之山の体育館で汗だくになりながら「杢坂の由来」を語る。講談の前に小中学校の子どもたちが「町民歌」を歌いう盛り上がる地元の子どもたちのたのしそうなこと!その子どもたちは実に熱心に静かに私の講談を聴いてくれていた。地元の偉人を地元の人達が語り継いでいることの証ではないのでしょうか。
願わくは日本各地で、このように古里に誇りを持つ子どもたちが増えて行くように!


June 27, 2007

玉川にタンポポ咲いて

「玉川福太郎お別れ会」に出席。1月に山形でご一緒した、ちょうどその4ヶ月後に不慮の事故で亡くなられてしまった。「玉川にタンポポ咲いて 師匠逝く」「福太郎 酒田のかえるとなりにけり」

June 25, 2007

北海道北見で「はだしのゲン」

昨年暮れ、北海道北見で「はだしのゲン」を公演した際見てくれたの女性たちが実行委員会をつくってくれました。6月の北海道はさまざまな花が咲き、ほんとにいい季節、週末はイベントが目白押しだそうです。そんな忙しい日曜日、北見芸術文化ホールに大勢の老若男女がきてくれました。前日の23日は沖縄慰霊の日。そして折しも23日から土砂が流れ込み水道水が断水。「普段なにげなくつかっている水が使えなくなって、いかにお水が大切か分りますね、平和も同じだと思います」と挨拶。
小学生も親といっしょに沢山来ていたけど、ほんとに静かに一生懸命聞いてくれた。小学生のアンケート「げんばくはやばい」これ、いいよ。


June 22, 2007

イーハートーブ笑福学会

朝、盛岡へ移動、新幹線に乗る前に大宮で架線事故。走っているのは埼京線のみ。大宮までたどりつくのは大変だと、上野へ出て事なきをえた。ふ〜。
「イーハートーブ笑福(おわらい)学会」設立一周年記念に「客員教授」として呼んでもらう。
今まで三遊亭鳳楽師匠、松本ヒロ、大田スセリさんらが出演、いいメンバーじゃないですか〜、私もがんばろうと休憩はさんで古典と新作。新作は「ビリー・ホリデー物語り」。客席から歌いながら登場させてもらう。都々逸、新内についてもふれる事が出来て、ほんと「客員教授」かも。
東北でライブを楽しむ、ぜひ、いろんな地方で取り組んで欲しいです、実行委員のみなさん、ありがとうござました。